端数の切り上げ処理に注意

端数処理というと、切捨、切上、四捨五入、JIS丸めの4種類と思われがちですが、
端数を切り上げて整数にするという場合のルールは実は2種類あります。

①整数値を少しでも超えていたら切り上げるケース
例)0.01→1

②端数処理後有効桁の次の桁、つまり少数第一位に対して切り上げを行うケース
例)0.01→0、0.10→1

一般的には①が正しいとされEXCELのROUNDUP関数もこの仕様ですが、②を採用したシステムも世の中には存在しており、料金計算などでシステム間の値が合わないといったトラブルの原因となる為、あらかじめ確認が必要です。